乙倉悠貴の椎名法子に対する呼称について
先日Twitterにてこんなアンケートを行いました。
個人的な興味からのアンケートです。回答・拡散していただけると喜びます。
— いも (@imo_potato_P) July 30, 2019
乙倉悠貴が椎名法子を呼ぶ時の呼び方は、
今回はこのアンケートについての記事です。ご回答くださった方はありがとうございます。このアンケート見たことないよって方も是非お読みください。
ただ、この記事はアンケート結果を取り扱うものですが、そのアンケートのデータが無作為抽出されたものでなかったりサンプル数が著しく少なかったりすることは一度お見逃しください。
- 乙倉悠貴の椎名法子に対する呼称は現時点でさん付けとちゃん付けの2種類が確認されている
- 上記のことは普通の人はおろか担当の中でもあまり認識されてないっぽい
- 乙倉悠貴が持つ「同級生にもさん付けをしがち」っていう性質もそんなに認識されてないっぽい
目次
このアンケートを行った目的
アンケートを行った目的自体は当然「自分以外の人間の呼称についての認識を確認したかったから」なのであります。しかし、そもそもどうして確認したくなったのかは、次の項で書きます。
知っておいてもらいたい背景
このアンケートについて考えるにあたって頭に入れてもらいたいことです。
乙倉悠貴の椎名法子に対する呼称は現時点でさん付けとちゃん付けの2種類が確認されている
まず、さん付けとちゃん付けがそれぞれどのような場面で見られたのかです。上の結論にも書いていたやつです。それぞれを以下のようにまとめました。なお、これ以外には確認できていないので、多かった方が正しいとは言えないと思っています。
さん付け | ちゃん付け | |
---|---|---|
日付 | 2017/6/6 | 2019/4/19[この日よりゲーム内でいつでも閲覧可] |
媒体 | TVアニメ 「アイドルマスター シンデレラガールズ劇場」 |
スマホアプリ 「アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ」 |
該当 箇所 |
第10話 大人になったら | イベント「きゅん・きゅん・まっくす」 イベントコミュ |
乙倉悠貴が同級生にちゃん付けするのはこれが初めて
書いてある通りです。というか、乙倉悠貴は初登場であるの2014年5月28日から2018年10月30日までの実に4年という期間、年下も含めて同僚アイドルのことをちゃん付けで呼んだことがなかったという事実があります。そもそも年下のアイドルとは関わったことがほとんどなかったためしょうがないという面もあるのですが、同級生であるアイドル達とはそれなりに関わりがあったのにさん付けしか確認できていませんでした。よって、上にもある通り2019年4月19日に乙倉悠貴は初めて同級生をちゃん付けで呼んだのです。登場からは5年近く経っています。
乙倉悠貴が持つ「真面目さ」という性質
これはさん付けに関わる因子のようなものです。これまでの種々のエピソードから真面目さについては論じることができます。例えば、言葉遣いというだけでも、プロデューサーや年上の同僚アイドルに対してはですます調であったり、嫌いな食べ物の話をするときには「お」野菜ということが多かったり、クラス委員を任せられたというエピソードがあったりなど、些細なことから真面目さが感じられます。真面目だからさん付けしているというより、さん付けをしていることからも真面目さが読み取れるという感じなのです。真面目さを認識している人が多いのかどうか分からなかったので書いておきました。
これらの背景を踏まえたうえで詳しく書いたアンケートの目的
以上の背景を踏まえて改めて目的を書くと「担当である2人の間で複数の呼称が確認され、そしてそれが乙倉悠貴の今までのパターンを無視したものであったことに対する僕の反応と世間の反応に差異を感じたため、自分以外の方の認識を知りたかったから」というような感じになります。
結果
冒頭にも載せましたが、アンケート結果を今一度載せておきます。
個人的な興味からのアンケートです。回答・拡散していただけると喜びます。
— いも (@imo_potato_P) July 30, 2019
乙倉悠貴が椎名法子を呼ぶ時の呼び方は、
結果をどう読み取ったかを次に書くのですが、結果を読み取るにあたってどのようなことを考えていたのか述べます。
「呼称が2種類あると分かっている人は一体どれを選べばよいのか」という問題についてです。ここまで色々読んでくださった方なら感じてくださると思っています。僕もこのことにはアンケートのツイートを行った5分後くらいに気付きました。その時には既に回答やリツイートをいただいていたので修正するのも憚られたのです。そもそも「両方」なんて選択肢を作ったらそれが気になりすぎるし。その後「分かっている人ならリツイートした後にそのことに言及したり僕の杜撰さに呆れたりするのでは?」と思い至ったので、そのままにしておきました。しかし、このツイートは僕以外の11人の方によってリツイートされたのですが、僕の思い描いたような指摘はその方々からは確認できませんでした。結局ここまでで何が言いたいのかというと、呼称が2つあることを認識・重要視している人は限りなく0人に近いとみていいだろうということです。
考察
結果を見て考えたことを書きます。
個人的に重要じゃないと思った選択肢から書きます。まずはその他からです。その他の呼称として考えられるものとして、呼び捨て・あだ名などが挙げられますが、そもそも、さん付け・ちゃん付け以外の呼び方が今のところ確認できていないので当てずっぽうであることは確実です。一応、呼称が2つあるということを知っていてなおかつそれを重要視したい人が選んだという可能性もありますが、上にも書いたように、重要視したい人であれば何かわかりやすい形で指摘してもいいのではないかと考えているので、このその他の選択肢の中に呼称が2つあることを知っている人はいないと判断しました。
次にさん付けとちゃん付けについて述べます。これがメインになると思っています。
まずアンケート前の予想なのですが、自分の中ではさん付けの方が多くなるのではないかと思っていました。その要因は2つあり、それぞれを実際に確認したことがあり確信を持って回答する人の数がだいたい同じくらいだろうということと、今までのことを考えるとやはりさん付けになるだろうということです。前者に関しては書いてある通りで、件のしんげきアニメと件のイベントコミュを見た人がだいたい同じくらいだろうということです。これに関しては僕の感覚でしかないのですが、ここにおいては双方が同じくらいだとして話を進めていきます。反論がある人はブラウザバックするとか文句をコメントとして残すとかしておいてください。そうすると、これらを知らない人がどのようにして正しい呼称を考えるのかなのですが、それが後者に関わっています。呼称を予測するにあたって妥当な方法として今までにあった似たような事例を考慮するという方法があります。今回の場合、似たような事例として「乙倉悠貴が同い年である13歳の同僚アイドルを呼んだ事例」を考えるのが適切だと思うのですが、ここで、知っておいてもらいたい背景の項にも書いた「乙倉悠貴が同級生にちゃん付けするのはこれが初めて」という事実を思い出しましょう。これを踏まえると、椎名法子は乙倉悠貴にとって同級生である関係であるので、今までと同じようにさん付けとなるのが妥当だと考えました。これらより、アンケート前にはさん付けの方が多くなるのではないかと思っていました。
そして結果ですが、予想とは逆にちゃん付けの方が多いという結果になりました。上でも書いた「アニメとコミュを見た人が同じ」理論が崩れるのでしょうか。まあそれなら僕が思ったよりきゅん・きゅん・まっくすのコミュ見てる人多いんだねって感じで嬉しくはあります。では、もし「アニメとコミュを見た人が同じ」理論が正しいとした上で考えるとどうなるでしょうか。その場合、2つの選択肢の得票数の差を生み出したのは「知らないけど当てずっぽうでこうじゃないかなと投票した人」になると考えるのが妥当です。ここで僕と世間との認識のズレが垣間見えてきます。僕が当てずっぽうで当てに行くのならば、今までのことを考えてさん付けかなあとなると思うのですが、僕と同じ思考プロセスを経た人間はどちらかというと少数派だと言えるようです。これが、先に書いた3つの結論の一番最後の
- 乙倉悠貴が持つ「同級生にもさん付けをしがち」っていう性質もそんなに認識されてないっぽい
に繋がります。もし、これとは逆に上の性質が認識されているのならばこのような結果にならないだろう、という僕の思いがそろそろ読者の方にも伝わったのではないかと思っています。
結論
結論であると同時に最も伝えたいことでもあります。冒頭にも書いたものをもう一度書いておきます。
- 乙倉悠貴の椎名法子に対する呼称は現時点でさん付けとちゃん付けの2種類が確認されている
- 上記のことは普通の人はおろか担当の中でもあまり認識されてないっぽい
- 乙倉悠貴が持つ「同級生にもさん付けをしがち」っていう性質もそんなに認識されてないっぽい
1番目と2番目についてですが、これは書いてある通り、呼び方が2種類あることを認識していただきたいということです。別に知っていないことが悪いだとかそういうことを言いたいのではありません。自分のただ2人だけの担当たちのことをもっと知ってほしいという気持ちが強く表れているってだけです。
3番目が一番伝えたいことだというのはここまで読むと薄々分かるかもしれません。このアンケート結果から、「同級生にもさん付けをしがち」という性質があまり知れ渡っていないようなので、それをもっと主張すべきなのではないかということです。
終わりに
この記事は、軽い気持ちからアンケートを行ったらまあそれなりに興味深い結果だと思ったので書いたものです。 当初の目的は呼称に対する認識について知ることでしたが、それに関しては達成することができました。それどころか、別の部分での認識の違いについても知ることができたのは個人的には大きい収穫でした。少しだけ触れた乙倉悠貴の真面目さに関してはもっと言いたいこともあるのですが、長くなりそうだし僕自身まだまとめきれてない部分もあるのでこの記事では割愛します。真面目さを確認したいのであれば、カードのセリフとかコミュを注意深く見てみれば、上でも言った言葉遣いのことが何となくわかるかと思います。ぜひ見てください(宣伝)。なんにせよ、ちゃん付けが少ないアイドルだという認識を読む前より強く持っていただければ幸いです。
余談ですが、呼ばれる側である椎名法子、実はさん付けされる機会が極端に少ないというちょっとしたトリビアもあります。さん付けで呼ぶアイドルとして乙倉悠貴以外に挙げられるのは、同じポニーテール乙女同盟のメンバーである水野翠さんのみです。僕が確認しているのはこれだけなのですが、他にもあるのなら情報提供をお願いします。
あと、この呼称の揺らぎについて「親密になって呼称が変わった」という意見を見かけました。瀬名詩織さんと鷺沢文香さんの例なんか僕も好きですしもっと増えてほしいとも思うんのですが、やはり自分ははっきりと描写されているものでないとそう思いたくないという思いもあります。
「他に絡みがあればそこで読んでるかもしれないじゃん、絡みないの?」って意見もあるかもしれないですが、これがあるんですよね。割といっぱい。ここ半年くらいで急激に。なので最後にその画像を張って終わっときます。多分呼んではないです。